地獄谷
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独特の硫黄の匂いが立ち込める荒涼とした大地。 「今昔物語」などにも記され、 仏教でいわれる来世の地獄が現世に出現した場所として古くから恐れられていた。 地肌にはおびただしい数の硫気孔がある。 硫気孔や黄色い硫気塔から水蒸気やガスが吹き上げる様子は、 何とも言えない不気味な雰囲気が漂う。 かつては温泉湖だったともいわれ、 立山信仰では中心の場所だったところ。 この地くれば故人に会えるといわれていたとか。